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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////
「うまいもの便り」 2007年7月
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7月に入り、梅雨寒という程ではないけれど、
ちょっぴり涼しい日が続いています。
この梅雨の時季、四国は水不足、九州の鹿児島や大分では記録的などと、
日本列島は大荒れです。
首都圏に住む私たちは、さしたることもなく、
気象的には恵まれていることに感謝しなければならないでしょう。
今年、気象庁の予報は、最初は冷夏、そのうち猛暑、
この分では、又、初めに戻って冷夏かナ・・・?と、
少し意地悪な予想をしています。
でも必ず、梅雨は明けるし、暑い夏も来るでしょう。
夏休みの計画などは、おすみでしょうか。
みんなが楽しめる夏であることを祈っています。
うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝
■■7月のニューフェイス
■宮崎県・サンA
今、話題の宮崎県から、第二段「うまいもの」をお届けします!!
宮崎名物は地鶏だけではありません。
宮崎県名産の果物と野菜を使ったジュースを宮崎県農協果汁・サンAよりご紹介します。
●日向夏ドリンク 195g×30缶 3,150円(送料別)
●はちみつ&平兵衛酢 195g×30缶 3,150円(送料別)
●ジュース詰合せ 28缶セット 3,400円(送料別)
これおいもアントシアン:7缶
日向夏ドリンク:14缶
野菜ミックス:7缶
http://www.umaimono-japan.com/miyazaki/u-miyazaki-top.html
■博多・あき津゛
先日、TBSテレビ「世界バリバリ☆バリュー」で、
日本最高峰の明太子として紹介され、爆発的ヒットをしている
博多・あき津゛の「天」。あの島田紳助さんも絶賛の味。
是非、ご賞味下さい。
●「天」500g 18,900円(送料別)
http://www.umaimono-japan.com/akizu/u-akizu-top.html
◆◇◆ 沖縄・完熟マンゴー予約受付 ◆◇◆
沖縄・今帰仁村より、【完熟マンゴー】をお届けします。
なお、マンゴーのお届けは、7月下旬頃からを予定しております。
発送は、予約をいただいた順番に発送させていただきます。
ご了承の程、お願いいたします。
又、予約締め切りは8月頃を予定しておりますが、
予約状況により異なりますので、商品がなくなり次第、終了とさせていただきます。
●沖縄(今帰仁村)マンゴー 秀品3玉(1kg〜1.3kg)7,000円(送料込)
●沖縄(今帰仁村)マンゴー 秀品2kg 10,500円(送料込)
*このマンゴー2商品は共に、【ご自宅用】、【ご贈答用(熨斗付き)】がございます。
ご予約の際、ご贈答用にとお考えの方は、必ず、その旨ご明記下さい。
ご明記ない場合には、【ご自宅用】としてお送りいたします。
http://www.umaimono-japan.com/event/mango.html
*ご予約の際は、件名「マンゴー予約申込」
メール本文内にお名前・住所(〒含む)・電話番号・商品名・商品個数
を明記の上、送信下さい。
*お届け先が異なる場合には、お届け先のお名前・住所(〒含む)・
電話番号も忘れずに。
*記入漏れ、入力間違えなどないようお気をつけ下さい。
◇◆◇ 姉妹サイト「菜の花プラザ」よりイヴェントのお知らせ!! ◇◆◇
○7月29日(土) 「第二回 シェフと楽しむわくわくイタリアン」開催!!
期日が迫っております。ご希望の方はお早めにご連絡下さい。
☆お申込・詳細はこちらから↓
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○8月3日(金) 19:00〜20:30 クラシックサロン開催!!
「楽器の解剖」Vol.1 東京シティフィル・メンバーによる演奏とトーク
詳細は改めて後日お知らせします。お楽しみに。
★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★
黒豆茶、糖減美茶、カテキン美茶、健康だっ茶の中からお好きな物を2種類お選びください。
★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html
必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。
■■うまいものとの出会い Vol.43
− 胡麻豆腐の胡麻≠ヘすらない。−
7月に入ったばかりの梅雨の一日、
武蔵野市、小金井にある禅寺「三光院」を訪ねた。
JR武蔵小金井駅から、徒歩で10分程の住宅街に、
ぽつんと濃い緑に囲まれた一画がある。
そこが、竹之御所流の精進料理で知られる三光院だ。
食の世界に足を踏み入れてから数年。
自分の中で、最近とみに里帰りの傾向が出てきた。
つまり、原点を知ろうということだ。
すると、懐石料理、精進料理、仏教という流れが見えてくる。
仏教には、「法食一等」という言葉があるが、
この意味は、仏道修業≠ニ食事≠ヘ同じ位、大切なものであり、
食事が疎かになれば、正しい仏法はあり得ないということ。
特に精進料理は、仏道に精進するために禅寺で食されてきたものだ。
東京に美味しい精進料理を食べさせるところがあると聞き、足を運んだ。
寺の山門は、ひっそりと佇み、小さな木の表札に「三光院」とだけあった。
小雨に濡れた庭を進む。
快晴の日より、ずっと趣深く、雨に似合う庭だと思った。
食事に因んで、箸塚も見える。
今は、花が少ない緑だけの庭。
都心の近くに、こんな静謐な場所があったとは驚きであった。
武蔵野の樹々は、湿った空気の中で、深い緑色に浸っている。
枝が地面に着くように垂れ下がった楓、大きな赤松、その先の竹林。
本堂を通り過ぎ、「精進料理」の案内板に沿って歩を進める。
秋の紅葉の頃は、さぞ美しいだろうなと思い乍らたどり着くと
そこが十月堂≠ニいう精進料理を供するお堂。
目の前に百年以上は経つだろうと思える桜の古木、
又々、春の頃もと思わせる。
さて、十月堂は竹林を背にした講堂のような広い部屋。
そこには、グランドピアノが一台。
時には「お寺コンサート」も催されるという。
大きな削り放しの古木のテーブルに、椅子席で24〜5名は入れるのであろうか。
隅の机には、備前焼の大きな皿に盛られたかぼちゃが二つ。
そして、これも備前焼の大土瓶にいけられた鉄仙。
しつらいも女性らしく、しかも大らか。
竹之御所は、京都・嵯峨野の曇華院の別称。
尼門跡寺院(歴代の天皇家の姫様が住まわれた寺)で
修業された方が、三光院の住職となっておられる。
この禅刹の佇まいの静けさと、雅な料理は、ここが尼寺であったからなのだ。
この日の料理を担当されたのは、西井郁(あや)さん。
もともとは、フランス料理を学ばれた方なのだが、
ここの住職 香栄禅尼の料理に魅せられて、
精進料理の道に入られたという。
【この日のお献立】
1)笹りんどう最中
餡は、お客様が見えてからつめる。
小豆餡に、ほんの少し大徳寺納豆が加えられて味を引き締めている。
それにお抹茶。
松江の「実生の松」というお茶を取り寄せているという。
2)煮物
高野豆腐、かぼちゃ、精進のり巻、たたきごぼう・ごま風味
3)煮梅
三光院名物の一つ
一晩水につけた梅を煮る。
その梅に上から、砂糖と醤油をかけただけのもの。
4)胡麻豆腐
大ぶりに切って浅鉢に盛られた胡麻豆腐は、
箸を入れると、ぷりぷりっとゆれる。
あっさりとした味だが、コクがある。
5)なすの枝豆和え
油で揚げた茄子を、枝豆をすりつぶし、砂糖・塩で味付けしたもので和える。
色鮮やかで、甘味もあり、こってりした一品。
6)小吸もの
昆布出汁のきいたお吸物。
浮き身は白い楓形に切り込みを入れたもの、小さくて可愛い。
この白いものは、茄子のヘタのところだそうだ。
どんなものでも無駄にしないという禅の教えの具現。
7)粟麩のおでん
粟麩を焼いて、田楽味噌をかけたもの。
粟麩の食感と、味噌の風味が良い。
8)こんにゃくの天ぷら
野菜や山菜の天ぷらは珍しくないが、こんにゃくの天ぷらも珍味。
9)新生姜のごはん
新生姜を針に切り茶飯風に薄い醤油味で炊き込んだもの。
季節を感じさせる〆の逸品だ。
ご飯には、ほうじ茶。
10)すすり茶
これも松江から取り寄せた玉露を使っている。
茶葉を茶碗に直に入れて、そこへ湯を注いで蓋をする。
しばらく茶葉の開くのを待って、蓋をすこしずらして、すするようにいただく。
4)の胡麻豆腐について補足すると、
三光院の胡麻豆腐は、よくある料理店のものとは少し違う。
普通は煎った胡麻を使うから、香ばしく味が濃い。
三光院では、白皮むきの「生」の胡麻を使う。
胡麻を、ただひたすら擂る。擂ることが修行なのだ。
そして、手に血豆が出来るほど懸命に練り上げる。
こうしなければ、照りもコシの強さも生れない。
何故、胡麻を煎らないのか、「味」には『五味』あると云われる。
甘・辛・酸・苦・鹹(かん)、精進料理では六味という。
五味に淡味を加えて六味。
そして、最後の淡味を最も重視する。
あっさりとした後味の良さだ。この淡味を活かすためにあえて、
胡麻を煎らずに、ひたすらに擂るのだという。
「作ることを真に楽しむ者は仏なり」と、香栄禅尼は教えている。
何とも優雅な昼の時間であった。
普通、精進料理は朱塗りの塗り物の器でいただくのだが、
ここでは、器も陶器あり、漆器あり、色も形も多様。
お茶の茶碗一つとっても、ほうじ茶の時は、
縁起の良い亀甲紋に鶴の大ぶりの染付。
すすり茶の時は、亀甲紋に鳳凰の蓋付の小さな染付茶碗。
そして、お茶托は、錫のもの、
これは最高のお客様をもてなす時に使うものとか。
こんな細かい気遣いも見逃せない。
行き届いたもてなしの心と、旬のものを手間暇かけて調理するという
禅の教えに少なからず触れることができた、梅雨の昼下がりであった。
平成19年 文月 鈴木延枝 記
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