うまいものJAPAN UMAIMONO JAPAN
大切に食べてほしいからこそ本当においしい「うまいもの」。
トップへ戻る


うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////

   「うまいもの便り」 2007年2月

////////////////////////////////////////////////////////////

 立春が過ぎて、やはり陽の光は春めいてきたように思います。
でも、風のある日は朝、夕は肌寒さも感じます。
何故か、1月が終わると心は春へ向ってときめいてまいります。
梅から、桜、つつじへと、次から次へと花々が後押ししてくれるからでしょうか。

 こんな美しい国に暮す人々の汚れた心が、
暖かい季節を迎え、少しづつほぐれてくればいいのに・・・と
思う日々でございます。

   うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝

■■2月のニューフェイス
■食の姉妹サイト「菜の花プラザ」より

元気≠ニキレイ≠つくる『健康だっ茶』をご紹介します。
京都・宇治の三番茶を使い、カテキンが肌を清潔にし、
ビタミンCが肌を白くみずみずしくしてくれます。
ティーバッグで水出しだから、お手軽にお楽しみいただけます。

●「健康だっ茶」1袋:8g×15P 1365円(送料別)

●「健康だっ茶」3袋セット 3900円(送料込、但し沖縄・離島はプラス400円)

●「健康だっ茶」5袋セット 6000円(送料込、但し沖縄・離島はプラス400円)

http://www.shokuiku-nippon.com/kenkou/kenkou.html

■沖縄 感動もん

 ついに沖縄より感動もん≠フ商品をお届けします。
きっと、沖縄の良さを感じていただける逸品だと思います。
是非、お試し下さい。

●琉球もろみ酢黒糖 900ml 2500円(送料別)

●琉球もろみ酢シークワーサー 900ml 2500円(送料別)

●大宜味村産 100%青切りシークワーサー 500ml 2100円

●嶋活 もずく海水入りギフトセット 3500円(送料別)
 もずく海水入り 350g×2袋
 黄金ドレッシング 360ml×1本

http://www.umaimono-japan.com/okinawa/u-okinawa-top.html

■秋田カエル村

 世界で最も権威のある国際食品品評会「モンドセレクション」で、
2001年に金賞を受賞した発芽玄米。減農薬・有機栽培で育った
あきたこまちを100%使用。是非、体のためにも美味しいお米と玄米を。

●発芽玄米 大地の恵み 1kg 1050円

●無洗米 1kg×2袋 1050円

http://www.umaimono-japan.com/akita/u-akita-top.html


★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★

黒豆茶、糖減美茶、カテキン美茶の中からお好きな物を2種類お選びください。

★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
 又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
 
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html

 必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。

■■うまいものとの出会い Vol.38

 昨日の大雨が嘘のような快晴に恵まれた沖縄の朝、
前もって予約しておいた、沖縄第一ホテルへと向う。
まだ起きていない那覇の繁華街を背に、一本の露地を曲がると、
ごく普通の住宅地の中に、ぽっかりと戦前に戻ったかのような空間が
目に入ってきた。

1955年創業の老舗ホテルである。もとは大きな民家だったに違いない。
もう20年も前から、ここのオーナーの島袋芳子さんの作る朝食は有名だった。
一度、食べてみたいという私の想いが、やっと叶ったこの日の朝、
私は期待に胸踊らせていた。
 今はあまり見られなくなってしまった、朱色の瓦屋根が
亜熱帯の植物をバックに強烈なコントラストをもたらして、キラキラと輝く。
年季の入った玄関の扉をドキドキしながら押して入る。
思ったより小ぶりの木造の二階建て、
入ったところが、もうロビー兼、食堂になっていた。
朝食は1時間ずつ、1日3回転させるので、
既に、私たちのテーブルは準備されていた。
そこからは、すぐ中庭の緑がのぞめ、それを囲むように客室がある。
わずか8室のこのホテルは、ちょっとしたお金持ちの住宅であったのではなかろうか、
このロビーには、ソファやダイニングテーブル(我々朝食用の)の他は、
ギャラリーのように、骨董品店のように、
所狭しと沖縄産の織物や陶器、ガラス類が置かれている。

1955年といえば、昭和30年、
まだ、沖縄がアメリカの占領下であった頃ではなかろうか。
黒ずんだ柱にも、すりへった床板にも、じっと耐え忍んだもののみが持つ、
静かさと重みを感じる。
古い≠ニいうと、とかく渋さ≠竍地味≠ネものと思いがちだが、
ここは亜熱帯地方、琉球紅型の明るい色彩、
壷屋焼の泥臭くも、たくましい力強さ、
厚手の琉球ガラスの派手過ぎない華やかさ、
これらが、古い建物の中で、混然と溶け合っているのだ。
今や稀少となっている芭蕉布を張った行灯(あんどん)などが
雑然としているようで、微妙なバランスを保っている。

 さて、お目当ての朝食だが、オーナーの島袋芳子さんが、
沖縄の食の原点に立って、創り出した薬膳の朝食は、
旬の野菜と沖縄の素材にこだわった、彼女流、「琉球朝食」なのだ。
量は多くなくても、朝食のコースが、20品目以上の献立とは、
他に類を見ないものだ。
食材は、植物系のものが多く、
この品数にしても、カロリーは585Kcalに抑えてあるそうだ。

で、この日の朝食メニューは、
 ○二種類のジュース
   赤いローゼルと白ゴマのジュース
 ○パン
   黄色いウコンのパンと赤い紅芋のパン
 ○オータニワタリと島人参のサラダ
   オータニワタリは、観葉植物でこのホテルの庭にも植えられていた。
   とても大らかな、大きな樹で、その新芽を塩を入れた湯でサッとゆがく。
   青臭いが、独特の口当りがいい。
 ○冬瓜と椎茸の煮物
   これぞ!ヘルシー料理という一品
 ○アロエとセロリ
   細く切ったアロエとセロリの相性が意外
 ○ゆし豆腐
   島豆腐を固める手前のもので、ふわふわとして濃厚な口当り。
   本土のおぼろ豆腐と同じようなもの。
 ○青パパイアのおひたし
   沖縄では、パパイアは野菜としても食べる
 ○もずくの酢の物
   これは、もうお馴染み
 ○ナーベーラーの炒め物
   「ナーベーラー」はヘチマのこと。これをチャンプルにしてよく食べる。
 ○ハンダマ
   ポリフェノールが豊富な表は緑、裏は紫の葉っぱ。
   金沢の金時草に似ている。これは、そのままドレッシングで。
 ○にが菜の白和え
   苦菜は、ちょっと苦味を持つ細い葉で、サクサクとした歯ごたえが特長。
 ○長命草の和え物
   野菜の一種、万病に効く野草として知られている。
   良い香りがして、ゆがいてゴマ味噌和えが美味。
 ○最後は、押し麦と青豆の甘み
   甘さ控え目のシロップと一緒に食べる、本当に体に良さそうなデザート。
 ○そしてコーヒー・紅茶・健康茶又は、サンピン茶(ジャスミン茶)

 あー、私の記憶力の限界はこの位。
あと、2〜3品はあったかもしれないが・・・。
読んで下さっている皆さまも、「まだあるのかい。」と思われているに違いない。
けれど、どれをとっても、ヘビーなものは何一つない。
動物性のものは使わず、沖縄の伝統野菜を縦横無尽に使いこなして、飽きさせない。
器も全て、沖縄産。壷屋焼や琉球ガラスばかり、
それも同じものは一つもない。
こんな手間暇掛けた朝ごはんが3,150円。
街の朝定食に比べれば高いかもしれないが、食べた後の満足感に比べれば
「高いなんて」とても思えない。

 こんな食事が体に良いことは間違いなさそうだ。
けれど、たった一日のことでは、どうにもなるまい。
それよりも、見たこともない食材に出会えた興奮ともいうべき
喜びの方が、私には大きかった。 

 このホテルも、ビル建設のために数年後には取り壊されてしまうという。
私にとって、「旧きよき沖縄が息づく異空間」が、なくなるのは淋しい限りだ。

*もし沖縄に行ってこのホテルをお訪ねになりたい方は、
 「沖縄第一ホテル」です。
 那覇には、「東京第一ホテル」もありますので、お間違いなく。

  平成19年 如月 鈴木延枝 記


COPYRIGHT(C) 2003 UMAIMONO JAPAN ALL RIGHTS RESERVED