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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////
「うまいもの便り」 2006年10月
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10月に入ったのに、なかなかすっきりと晴れ上がった日が続きません。
秋の長雨を『秋霖』といいます。何と、趣きのある言葉でしょう。
霖≠ニいう文字が、しっとりと冷たく密やかに降る雨をよく表しています。
長く降り続く雨も、その後に広がる晴れ渡った空を思うと
あまり苦にもなりません。
季節も人生も雨の日ばかりではないということでしょうか。
ここのところの日本は、とても先の見通しが明るいとは思えませんが、
いつも、明るい明日を信じて生きたいものです。
うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝
■■10月のニューフェイス
■五島列島・川元さん
五島列島の川元さんから、美味しくて素朴な味のつぼ漬をお届けします。
五島でとれた大根にくちなしで色をつけた、完全無添加食品。
是非、ご賞味下さい。
1袋:200g 390円(送料別)
http://www.umaimono-japan.com/event/u-goto-set.html
■無添加パンのワイルドグース
バター・卵・砂糖・牛乳を一切使用しないで作った無添加パン。
石釜で焼くときにも油は使わずに、「ふすま」を使用して焼くので
香ばしい風味を一緒に楽しんでいただけます。
●ワイルドグース 550円(送料別)
●カレンツ&くるみ 700円(送料別) 他
*販売方法は、毎週1回木曜日に店舗への注文をし、
店舗より皆様へお送りするのは金曜日発送予定です。
大変、申し訳ございませんが、お届け日のご指定はできません。
ご了承の程、お願いいたします。
http://www.umaimono-japan.com/wildgusu/u-wildgusu-top.html
■鹿児島・日本有機
自然飼育の鹿児島・薩摩鴨。
時間を掛けて理想的な肉質を目指し作られた新品種です。
噛みしめるほどに、ジワッと深い旨味が広がります。お試し下さい。
●鴨鍋セット(3〜4人前) 5040円(送料込)
鴨肉の薄切り 150g×2個、鴨肉のつみれ 6個、
鴨鍋つゆの素 300g、うどん 2袋
*東北・北海道・沖縄は、別途送料がかかります。
http://www.umaimono-japan.com/nihon/u-nihon-top.html
■秋田・樹海の杜
きりたんぽ鍋が、秋田名物の比内地鶏や具材、お出汁もセットされて簡単・便利。
そのまま食卓へどうぞ。
●きりたんぽセット(3人前) 4200円(送料込)
きりたんぽ6本、比内地鶏正肉180g、比内地鶏スープ200ml×2、
せり、ごぼう、ネギ、舞茸
*離島の場合は、別途送料がかかります。
*他にも多数商品がございます。是非、ご覧下さい。
http://www.umaimono-japan.com/jyukai/u-jyukai-top.html
♪♪♪ 予 約 開 始 ♪♪♪
お待ちかね小豆島より、国産オリーブの『新漬け』。
とても手に入りにくい、塩だけで漬けた小豆島オリーブの新漬けです。
一度召し上がったら、その豊潤な味を忘れられません。
商品は3種類。それぞれ、漬け上がる時期が異なるため、
お届けは、商品が入荷次第となります。
数に限りがございますので、お早めにご予約下さい。
商品がなくなり次第、受付は終了いたします。
最初の商品をお届けできるのが、早くても10月下旬頃になります。
*お一人様1種類3袋までのご注文でお願いいたします。
【青い新漬け】
オリーブの実が青い時につける新漬けで、一般的に売られているものがこの青い実です。
少し、渋味があって美しいオリーブの青い色そのものの姿をしております。
10月に作るのはこの新漬けです。
【黄色の新漬け】
オリーブの実が少し赤くなったとき(漬けると黄色になります)につける新漬けで、
種と果肉がポロリと外れ噛み応えが良く少し甘味が感じられる新漬けで、
おそらく他では作っていない新漬けです。
【茶色の新漬け】
オリーブの実が紫色になった時に漬ける新漬けで「まったり」とした味が特徴です。
紫色の実を漬けると茶色になります。
*ご予約は、メールでお願いいたします。
件名に[オリーブ新漬けご注文]とし、
[ご住所][お名前][電話番号][商品名][個数]を明記の上、
info@umaimono-japan.com までお送り下さい。
★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★
黒豆茶、糖減美茶、桑抹茶、カテキン美茶、乾燥納豆の
中からお好きな物を2種類お選びください。
★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html
必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。
■■うまいものとの出会い Vol.34
お菓子な豆腐
近頃、特に気になる豆腐がある。売上急上昇中の豆腐で「J」という。
そのお豆腐屋さんの社長は、本を出版されたり、
テレビに出演したりの大忙しの模様である。
ずっと以前から、その豆腐のことは気になり、実際に買って食べてもみた。
とにかく奇抜なネーミングと意表をつくパッケージで話題になった。
先日「カンブリア宮殿」というTV番組で、
銀座界隈にお勤めをする100人のOLに聞いたところ、
90人がもう一度、買いたいと云っていた。
その番組では、シェル型の容器に入った豆腐で、蜂蜜付のもの、
いわゆるデザート感覚の新製品を取り上げていたのだ。
「J」というところの豆腐は、
確かに普通の豆腐屋さんのものより甘く、とろっとしている。
今風のOLさんが云うところの「ウン、あまーい」「濃厚!」「クリーミー!」
という表現がぴったりの豆腐である。
その番組の中で、製造工程を見せていた。
大豆を煮て、絞って、おからを取ったものが豆乳。
それに天然にがりか凝固剤を入れて固める。
それで豆腐の原型は出来てしまう。
しかし、その番組では「にがりを入れます」というところまで、
その後は、取材お断りになっていた。
「何故?」という疑問が私に湧いてきた。
そのあと、どんな企業秘密があるというのだろうか・・・。
技術的なものなのか、特殊な添加物を入れるのだろうか、解らない。
私の知る限りでは、にがりを入れる段階では年季と云うか、
技術的な差は出てくるが、後は、水切りをするかしないかの違いだけではないかと思う。
豆腐の種類は大きく分けて、寄せ豆腐(おぼろ豆腐)、木綿、絹、充填豆腐の4つ。
「J」の豆腐は、豆乳に凝固剤を入れ、水さらしをせず、
パックに充填したものではないだろうか。
水切りをしないので口当りが柔らかく、
又、水にさらさないので甘味が抜けないのが、
あの豆腐の人気の元だろう。
確かに甘い、確かに濃厚な味だ。
しかし、従来のにがり豆腐とは何かが違う。
それは豆腐本来の味と食感の差である。
先日の都会のOLさんの評価は高い。
けれど、これを地方の中年以上の主婦に食べてもらったら、
どういう評価が出るだろうか。
私は、国産の良質な大豆を使い、海水からとる天然のにがりと
地元のよい水とで作る豆腐が本物ではないかと思う。
大豆特有の香りと口の中に入れた時の風味、
そして、ちょっとざらつくような歯ごたえのにがり豆腐の
豆腐らしい豆腐が好きだ。
たまには、デザート感覚の豆腐もいいだろう。
しかし、「J」のような豆腐は、冷奴や、湯豆腐にもできない。
「豆腐の角に頭をぶつける」という言葉があるように、
豆腐は四角くなければと、信じ込んでいる私は頭の堅い人間かもしれない。
しかし、私にとってそれは美学の様なものだ。
氷を浮かせた水の中でぷるるんと揺れる冷奴は、四角くなければ美しくない。
その上、あれでは揚げることも、煮込むこともできない。
揚げ出し豆腐や、麻婆豆腐、家常豆腐などはとんでもない。
他人の商売の邪魔をする気はさらさらないが、
あれを豆腐≠セと思わないで欲しい。
強いて云うならば、豆腐の一種であり、「豆腐風」、「豆乳プリン」と呼びたい。
こうまで云うのは、日本の各地には、
未だにうまい豆腐≠作っている昔乍らの豆腐屋さんが残っているからだ。
そもそも豆腐は、日本が誇る伝統的大衆食品である。
その日常食であった豆腐が、いつの間にか二極分化してしまった。
高くてもいいから有名ブランドの美味しい豆腐と、
スーパーやコンビニで安価に売られている味気ない豆腐とに。
観光地・京都のイメージからくる高級感と、
安くて手軽な健康食品としての大衆性が、
白い豆腐を、二つに色分けしてしまったかのようだ。
京都の森嘉や藤野のようなブランド豆腐もあっていい。
けれど、街のフツーの豆腐屋さんもあってほしい。
朝早くから冷たい水に手をさらして頑張っていても、
大手に押され、量産の保存期間の長い充填豆腐に流れて行く消費者を、
辛い思いをして、眺めているだけでよい筈はない。
甘さや濃い味に慣れた若い人々に、淡白であっても微妙な味わいを持つ、
豆腐本来の味を解らせることは、もうできないのであろうか。
私たち日本人が持っていた幽玄で繊細な感性は、
こんな食べ物から育まれてきたのではないだろうか、と
白い豆腐と向かい合いながら、ため息をついてしまった。
お菓子な梅干に始まり、お菓子な豆腐や、
お菓子な練り物など、おかしな食品が増えていくことは悲しい。
平成18年 神無月 鈴木延枝 記
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