うまいものJAPAN UMAIMONO JAPAN
大切に食べてほしいからこそ本当においしい「うまいもの」。
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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////

   「うまいもの便り」 2006年8月

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 灼熱地獄の様な8月に入りました。
この時季、ブッシュ大統領のように、要職にありながら1ヶ月もの
休暇がとれる人を羨ましくも、妬ましく思う毎日です。
皆様は、如何お過ごしのご予定でしょうか。

 米大統領より、もっと素敵なバカンスを楽しんでいらっしゃる方も
あるかもしれませんね。美味しいものだけには事欠かない私に、
夏の楽しい思い出を少し、おすそ分けして下さい。

 さやさやと樹々を揺らす、涼しい風を心待ちしている「探究人」より。
 
 
   うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝


■■8月のニューフェイス
■加賀豆腐・大鋸本店

 加賀は名水処。ニガリは能登・揚げ浜塩田の天然のもの。
大豆は国産の上質。この3つの力を命として味を守って今日まで続いている大鋸本店。
決して時代におもねることなく、過度な量産もせず、淡々と本当の豆腐の味を
追いかけている稀有な店です。
味わっていただければ分かります。ぜひ、お取り寄せを。

●加賀にがり豆腐 300g 190円(送料別)

●木綿豆腐 300g 200円(送料別)

●元祖油揚味噌漬 190g(油揚げ3枚 容器込)420円(送料別)

http://www.umaimono-japan.com/oga/u-oga-top.html

■健康茶房・糖減美茶

 夏から秋にかけてのたくましい太陽をたっぷりと吸収した
宇治の三番茶を原料とする糖減美茶。
このお茶の特徴は、ポリサッカロイドという成分が多量に入っていること。
この成分は、血糖値を降下させることが証明された成分です。
合併症の怖い糖尿病の予防や、美容のためにも「糖減美茶」を飲む習慣を。

●糖減美茶(茶葉)200g 945円(送料別)

●糖減美茶(ティーバッグ)10g×15p 1,050円(送料別)

http://www.umaimono-japan.com/togenbicha/u-togenbicha-top.html

■鹿児島・福山酢醸造

 プロの料理人からも「極上」と折り紙つきの福山酢。
約130年前からの作り方を、今も守って皆さまにお届けします。
酸っぱいだけじゃない、奥行きのある味わいの酢をぜひ。

●純古法玄米酢 黒酢2本セット 500ml×2本 4,200円(送料別)

http://www.umaimono-japan.com/fukuyamasu/u-fukuyama-top.html

■小田原・枝野さんの梅干

 100年以上続く農家の昔ながらの梅干の味。
あまりの美味しさに驚くこと間違いなし!お試し下さい。

●梅干(赤じそ漬け)450g 1,470円(送料別)

●梅干(白)450g 1,363円(送料別)

*只今、在庫切れの状態となっております。
  10月くらいには、今年とれた梅が漬けあがります。
  申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。


http://www.umaimono-japan.com/edano/u-edano-top.html

■岩手・龍泉洞の「水」

 日本三大鍾乳洞「龍泉洞」から湧き上がる世界に誇れる美味しいお水。
国際食品品評会(モンドセレクション)の金賞に3年連続輝いた
水の名品です。味わってみてください。

●龍泉洞の水 2L×6本 1,365円(送料別)

http://www.umaimono-japan.com/ryusendo/u-ryusendo-top.html

■鹿児島・垂水温泉鶴田「寿鶴」

 「寿鶴」には、神秘のミネラル『天然ゲルマニウム』が含まれています。
これは、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニクなどの
植物に含まれるものと同様の水溶性のゲルマニウム。
又、世界的にも大変貴重な成分とされる、
太古のエネルギー成分『天然ビフォアクロレラ』をも含む「水」を、どうぞ。

●寿鶴 2L×12本 4,000円(送料別)
 

★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★

黒豆茶、糖減美茶、桑抹茶、カテキン美茶、乾燥納豆の
中からお好きな物を2種類お選びください。

★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
 又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
 
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html

 必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。



■■うまいものとの出会い Vol.32

 8月の初めのウィークエンド。
35度をまわる、目のくらむような陽射しの下
小田急線町田駅に降り立った。近くにいながら普段は馴染みのない町故、
どうやら出口を間違えてしまったようだ。
 幸い階段を降りたすぐ下に、交番を見つけた。
すかさず「バスターミナルはどちらでしょうか」と聞いた。
そこには、駐在の中年のお巡りさんが1人と、
30才位の若いお巡りさんが丁度帰ってきたばかりだった。
その若いお巡りさんは、出会いがしらに「暑いですね」と
日焼した顔の汗を拭き拭き、挨拶してくれた。

二人のお巡りさんは、行き先の路線バスの番号を調べ、
場所を地図を出して確かめていた。
こっちから行った方が分かりやすい、
いや、こっちの方が、などと言い合ううち、若い方のお巡りさんが
「町田は始めてですか?ちょっと分かりにくいので私が案内しますよ。」
と、云うやいなや先に立ってスタスタと誘導してくれた。
確かに私にとっては、かなり分かりにくい場所だった。

 途中、駅の地下街を歩いていると、少しお年を召した男性が、
お巡りさんの姿を見るや、又もや「バスターミナルはどこですか?」と
聞いてくる。お巡りさんは「今から、そこへ行くのでついて来て下さい。」とこたえる。
4分位歩いたのだろうか。どうにかバスターミナルにたどり着いた。
「××番のところですからね。」と念を押すようにいうと、
若いお巡りさんは又、スタスタと足早に交番の方へ戻って行った。
私が丁寧にお礼を云う隙もなく。
その爽やかさにも、すっかり感激してしまった私。
私もさることながら、私の後について来た男性も、随分、助かったと思う。
あの分では、何回も何回も人に聞かないとたどり着けないと思ったから。

 目的のバスに20分くらい揺られて、常盤というバス停で降りた。
バス通りから、少し坂を上ったところに「ワイルドグース」という
パン屋さんがあった。
外観は山小屋風、店の前には無造作に割った薪が積まれている。

 パン屋さんの朝は早い。毎朝6時前から仕事にかかる。
お昼頃には一息つけるということだったが、
どうせならパンを焼くところも見たらいいと、云って下さったので、11時頃にお邪魔した。
石釜の中では、薪の火で焼かれている山形食パンが、
香ばしい匂いを立ちのぼらせている。
焼き上がりに目配りをし乍ら、私の相手をして下さる荒木忠重さんは、
元、産業模型のメーカーだったそうだ。
その仕事が斜陽化してくると、10年程前、
思い切って食品の仕事に転業しようと決断した。

 初めは、パン作りの仕事に耐えられるかどうか、とても恐かったそうだ。
冬の早い朝は、身を切るように寒い。
夏の炎天下でも、熱い釜の前に立ちっぱなしだ。
夕方には、翌日焼くパンの仕込み(発酵のための)をしなければならない。
とにかく重労働だ。

始めてみるとパン作りは、毎日が勝負、
その日、その日の気温、温度などによっても
微妙な神経を使わなくてはならない。
だから、焼いている時は、暑さ、寒さなど感じている暇はない。
いっときも集中力を欠かせないのだ。
今でも辛いと思ったことは一度もないという。

 荒木さんの焼くパンは、国産の小麦粉と天然塩、
天然酵母と水以外、何も使わない。余分なものは必要ないのだ。
普通、市販されている有名メーカーのパンには、
いかに多くの添加物が入っていることか。
ワイルドグースのパンはすごい、と云う私に、
荒木さんは、「自分にとって当たり前のことだ」と思っているという。
今の日本のパンは、日本人好みのお菓子化したパンだ。
美味しいパンの表現に「もちもちした」というのがあるが、
本来、もちもちという食感は日本的なもので、外国では評価されない。

日頃、日本のパンについて、『余計なものが入り過ぎている』と
思い続けている私にとって、我が意を得たりなのだ。
添加物浸けの人々に美味しいと思わせるには、手っ取り早く砂糖、バター、卵や、
油脂類、乳化剤などの添加物で味を調えることが効率的な方法だ。
ワイルドグースのパンは、勿論、防腐剤も入っていない。
なのに、ここのパンは日持ちが良い。
その訳は、石釜にあった。ここの石釜は、上下が天然石で囲まれている。
この釜の遠赤外線効果で、火通りが早く、
油の代わりにフスマ(*)をかけることによって、
香りが立ち、黴止めの効果もあるという。

*小麦を粉にするときに出る皮の部分。(全粒粉は、この部分も全部使う。)

 やっと、私の持論に叶うパンが見つかったと思った。
しかし、荒木さんは「食べてみなければ分かりませんよ。」と、試食をすすめる。
ここの店名であるワイルドグースという代表的なパン、
これをスライスしてトーストしてくれた。それも石釜で。
薪でのトーストは、私にとって初体験。
焼き上がったところで、バターをたっぷり塗って出して下さる。
「えっ!バター?」という私の顔を見てとって、
「バターをつけるとパンの味が分からないと思う人が多いけど、
バターをつけて、バターに負けない味を持つパンが美味しいと思うので・・・。」
と補足してくれた。
なるほど、ここのパンには、バターや油脂類が使われていない。

「どうですか?」
「う―ん、本当に美味しい」
油を敷いて焼く代わりに全粒粉を敷く、フスマ(*)の香ばしい香りが
独特の風味を醸し出している。
クラスト(外側の皮)が薄く、パリパリ。中はサクサクの理想的な食感。
「うちのパンは1日置いた方が更に美味しいんですよ。」
それは、中の水分が適当に外に出てくるからだそうだ。

「どんなもんじゃい!!」
ボクシングの亀田選手のような雄叫びは上げなかったけれど、
心の中では、さぞかしにんまりではなかったろうか。

 この日は久し振りに焦げるようなたっぷりの太陽を浴びたが、
幸せもたっぷり浴びた一日であった。


 平成18年 葉月  鈴木延枝 記


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