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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////
「うまいもの便り」 2006年7月
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暑中お見舞い申し上げます。
恐いこと、嘆かわしいこと、ムカツクことの多かった今年も、半分過ぎてしまいました。
後半の6ヶ月で、何とか悪いことの埋め合わせは出来ないものでしょうか。
加速度的に悪化する犯罪は、何か日本の中で狂ったものが
撹拌機で引っかき廻され、限りなく増幅されて、
飛び散っていくかのように思われます。
「あー、今年は良かったな!」と思える年末が迎えられますように。
暑さに向う日々、皆さまご自愛の程を。
うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝
■■7月のニューフェイス
■富山県・滑川 川村水産のほたるいか
日本屈指、今や海外の料理人にもその名が知られるようになった富山湾。
海の幸の「ほたるいか」、それも極上品が水揚げされるところです。
鮮度がいい食材を、更に、美味しいくしたいという熱意から、
名品の数々ができました。ぜひ味わって下さい。
●ほたるいか沖漬 180g 1,050円(送料別)
●ほたるいか黒作り 180g 1,050円(送料別)
●甘えび塩辛 220g 1,050円(送料別)
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■山形・天童市 昭和製麺
蕎麦どころ山形の中でも、将軍家献上の製法を守っている昭和製麺。
本格派の蕎麦を、是非、ご賞味下さい。
●挽きたて・麦切りセット 3,310円(送料別)
無塩 挽きたてのそば 5袋、無塩 麦切り 5袋
*1袋:270g
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■小豆島・高橋商店
約400年の歴史ある小豆島の醤油は、香りのいい、
しっかりとした濃いコクのある醤油です。
この醤油をベースに蕎麦つゆ・うどんつゆなどにお使いいただける
「山茂のつゆ」、「だし醤油」をお薦めいたします。
●山茂のつゆ 360ml 525円(送料別)
●だし醤油 300ml 378円(送料別)
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■山形 松田製麺
蕎麦粉を丸ごと食べているような「一本挽き蕎麦粉」を使っている「山形のそば」。
蕎麦独特の香りと味をお楽しみ下さい。
●山形のそば 3束詰合せ 1,260円(送料別)
●山形のそば 5束詰合せ 2,100円(送料別)
*1束:270g
http://www.umaimono-japan.com/matsuda/u-matsuda-top.html
■五島列島・ヤマト製麺
細めであってもコシがある。椿油を使った独特の風味。
ヘルシーなわかめ・ひじき・紫いも入りも珍しい。
「日本三大うどん」と名高い五島うどんをお試し下さい。
●汐彩10袋 3,150円(送料別)
●汐彩セット3 5,250円(送料別)
白×4袋、わかめ×2袋、紫いも×2袋(1袋:250g)
*あごだし 2箱付き
http://www.umaimono-japan.com/yamato/u-yamato-top.html
■小豆島・創麺屋
400年の歴史を持つ、「小豆島そうめん」と、
讃岐うどんグランプリを受賞した「半生うどん」を、一度、お試し下さい。
●半生うどん・半生そうめんセット 1,800円(送料込)
半生うどん250g×2袋、半生そうめん250g×1袋、つゆ付き
http://www.umaimono-japan.com/soumenya/u-soumenya-top.html
★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★
黒豆茶、糖減美茶、桑抹茶、カテキン美茶、乾燥納豆の
中からお好きな物を2種類お選びください。
★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html
必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。
◆◆ ♪♪♪ あっとランダムコーナー Vol.16 ♪♪♪ ◆◆
その1 平和を願うイヴェントに参加しませんか
8月の終戦記念日や、原爆投下の日が近づく頃になると、
広島や長崎を始め、日本の各地で平和を願う催しが聞かれます。
私も先日、「平和を願うコンサート」へ行ってきました。
友人の被爆体験者、村上啓子さんの語りを交えた、
スウェーデン在住のマリンビニスト・古徳景子さんのマリンバコンサートです。
戦争の恐ろしさにも増して、全ての人々の魂を癒すような
清々しい響きに魅了された夜でした。
皆さまも、年に一度、あの悪夢の様な衝撃を思い出す機会をもたれては・・・。
その2 オトコも子育て
青木匡光さんが、立て続けに新著を上梓されました。
題して「オトコの子育て講座」。
最近、マスコミでもとみに、『主夫』とか、男の育児休暇とか、
パパも子育てなどというような話題が多くなりました。
まさにタイムリーな企画と思います。
ご自身のご子息、元さんに対する男親としての愛情ある接し方は、
大いに参考になると思います。お子さんを持つ父親の方々にお薦めです。
週刊誌の見出しに『子供に殺されない父親になる教育』なんてのが、
出てくる世の中ですから・・・。
■■うまいものとの出会い Vol.31
富山からJRで約40分、金沢駅に降り立つ。
午後4時というのに、梅雨時には珍しい程の強い陽射しに驚き、
季節が間違いなく夏に向っていることを感じさせられた。
加賀豆腐の大鋸(おが)本店は、金沢駅から兼六園の脇を通る
百万石通りを経て、南へ下った「石引き」というところにある。
メインの道路に面してはいるが、うっかりすると見逃してしまいそうな、
昔ながらの町のお豆腐屋さんだ。
間口は狭いが、店の置くが工場になっている。
昔、私の生家の向いも、お豆腐屋さんだったことを思い出した。
朝早くから、家族でごくフツーの豆腐を作り、ご近所の人に売り、
売り切れると夕方には店を閉める。
そんなフツーの町のお豆腐屋さんは、殆ど姿を消してしまった今、
大鋸さんの店の前に立った時、日本の豆腐屋さんの原点を見る思いがした。
大鋸成人さんは、まだ40代。だが、大鋸本店の歴史は古い。
創業は天保元年と云われ、創始者・大鋸屋嘉左衛門さんは「にがり豆腐」で知られ、
金沢はもとより、北陸三県で一番古い豆腐屋の老舗。
様々な工夫と努力を重ね、店の近くにある天徳院(三代藩主 前田利常夫人の菩提寺)への
御用商人として、又、藩の出入りも認められるようになった。
嘉左衛門さんから、当主の健さんで5代目、茂人さんは6代目に当たる。
スリムな体の、誠実を絵に画いたような面差しを持った方。
そして、物静かで控え目な話しぶり。
「大鋸さんのお豆腐の美味しさはどこから?」
「水と、にがりでしょうか。」と、さらりと答えられる。
大鋸さんの使う水は、白山の伏流水だ。
白山の山を駆け下る水は、川となり、あるものは支流を作り、
あるものは伏流し名水となる。
白山の伏流水は、あの銘酒「菊姫」の仕込みの水となっている。
ここの豆腐の水も、大鋸さんの井戸から汲み上げている。菊姫酒造と同じ水だ。
やはり、水が大事なのだ。
そしてにがりは、世界最古の製造法といわれる
珠洲市仁江の揚げ浜塩田の天然にがりを使っている。
ここのお豆腐がとろりとして、まろやかな風味を持つのは、
水と、このにがりによるところが多いのだ。
こんなことを、さらりと語られる大鋸さんは、やはり古き良き
加賀商人の血を受け継いでいる方なのだろう。
世の中には、とかく豆腐には、うんちくを語る人が多い。
以前に下仁田のこんにゃくの取材をした時に思ったことだが、
日本の伝統食品の代表の一つなのに、こんにゃくについては、
余り、うんちくを云う人を知らない。
豆腐と云えば、誰もが「京都が一番でしょう。」という。
確かに、有名な豆腐屋さん、豆腐料理店も多い。
けれど、最近は有名になりすぎて、
味も値段も、人気に甘えているように思えてならない。
その他にも、福井や富山、氷見などにも、美味しい豆腐はある。
日本の各地に隠れた銘品はあるに違いない。
しかし、金沢にこんなに美味しい豆腐があろうとは思ってもみなかった。
私の食べた「にがり豆腐」は、木綿ごしで少し硬め、
しっかりとした大豆本来の味が口に残り、
鼻からは、少し青臭いような甘い匂いが追いかけてくる。
素朴でいて、本物の味、
昔食べたお豆腐の味は、こんなんではなかったろうか。
お値段だって、京都の有名店のものに比べたら半分位。
あまたの豆腐屋さんがひしめく京都に出品しても
人気が高いのは、充分うなづける。
大鋸さんは、商品数もかなり多い。
例えば、定番のにがり豆腐、寄せ豆腐、ひろうず、竹ざる豆腐、などなど。
堅豆腐は、そのまま切って刺身風に、
又、形くずれしにくいので、豆腐ステーキなどに。
油揚げの味噌漬も珍しい。
味の良さも、種類の多さも気に入って、サイトへの参加をお願いできた。
今夜は美味しい加賀料理がいただけそう。
次の日は、大好きな金沢の町を散策して帰京することにした。
ならば、どこにしようか。茶屋街か武家屋敷跡か、
そうだ、兼六園の近くに行ってみたい店があるし、
土塀と用水のある長町にしよう。
水音が好きなのだ。
私の好きな町には、必ず水の流れる音が聞こえる。
津和野も郡上八幡も柳川も・・・。
白山を背にした金沢は、水に恵まれた土地である。
悠々と流れる男川と呼ばれる「犀川」、
女川と云われるゆるやかな流れの「浅野川」。
二本の川の狭間に金沢の中心街が開けている。
特に、長町の武家屋敷界隈を歩くと、
流れる水の音と、落ち着いた風情に心癒される。
犀川から水を引く、大野庄川と鞍月用水に挟まれたこの町は、
藩政時代の面影を色濃く残している。
この長町辺りは、中級武士の屋敷跡だから、
驚く程の立派な屋敷はない。あるとすれば、移築された前田土佐守資料館ぐらいだ。
しかし、観光客の足音が響く中で、土塀の続く屋敷内には、
静かに暮らす人の影と水音が聞こえる。
山を流れる力強い水音でもない。
海の波涛の激しさでもない。
町を流れる水音は、ゆったりと優しい。
それは、そこに住む人々も優しくする・・・。
平成18年 文月 鈴木延枝 記
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