うまいものJAPAN UMAIMONO JAPAN
大切に食べてほしいからこそ本当においしい「うまいもの」。
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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////

   「うまいもの便り」 2006年4月

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 春爛漫。学校も企業も新年度に入り、不安も喜びも入り混ざった
新しいスタートに、緊張気味な4月です。

 4月早々、静岡県の由比町に行ってきました。
由比は、駿河湾に臨み、三方を山に囲まれた江戸の香りを残す町でした。
桜えびを求めて出かけたのですが、往き帰りの沿線のに桜も楽しめて、
まさに、一挙両得の一日でした。

 
   うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝


■■4月のニューフェイス
■信州・長門牧場

 長門牧場から新商品をご提供いたします。
自家産の美味しい牛乳を使ったヨーグルト製品3種。
余計な添加物や香料を加えない、自然な味をお楽しみ下さい。

●ドリンクヨーグルト 500ml 480円(送料別)
 この商品は、毎週月曜日のみ製造する、こだわりの商品です。

●ヨーグルト 400g 650円(送料別)
 新鮮な牛乳から作られたプレーンタイプ(無糖)のヨーグルトで、
 生クリーム仕立ての濃厚な味わいが好評です。
 
●ヨーグルトピュア 400g 630円(送料別)
 新鮮な牛乳と乳酸菌の力だけで作られたピュアなヨーグルト。
 牛乳本来のおいしさがいきた味わいをお楽しみいただけます。

http://www.umaimono-japan.com/nagato/u-nagato-top.html

■信州・木の花屋

 美味しい野菜、良い野菜の漬物にこだわってる信州・木の花屋。
旬の野菜を使った漬物を、季節限定で販売いたします。
この季節ならではの味を、ご堪能下さい。

●蒸かし茸のしょうゆ漬(ゆず風味) 80g 350円(クール便送料にて)

●このはな漬長いも 140g 450円(クール便送料にて)

●うどの葉 110g 315円(送料別)

*「蒸かし茸のしょうゆ漬(ゆず風味)」、「このはな漬長いも」は4月末まで、
 「うどの葉」は7月末までの期間限定商品です。

http://www.umaimono-japan.com/konohanaya/u-konohanaya-top.html

■京都 東山・八百伊

 素材の吟味からこだわっている京都 八百伊から、春らしい商品をご紹介します。
季節限定の商品もありますので、是非、お早めにお試し下さい。

●若筍漬 2個 788円(送料別)

●菜の花漬 140g 525円(送料別)

●梅茶漬け 80g 525円(送料別)

*菜の花漬は5月末まで、梅茶漬けは10月末までの限定です。

http://www.umaimono-japan.com/yaoi/u-yaoi-top.html


★★ サンプルも、引き続きご用意しております。 ★★

黒豆茶、糖減美茶、桑抹茶、カテキン美茶、乾燥納豆の
中からお好きな物を2種類お選びください。

★「うまいものJAPAN」宛にメールで、
 又は、「うまいものJAPAN」のホームページ上から。(下記をクリックして下さい)
 
http://www.umaimono-japan.com/sample-form-mail/form-mail.html

 必要事項を入力いただければ、サンプルのお申込完了です。


◆◆  ♪♪♪  あっとランダムコーナー Vol.15  ♪♪♪  ◆◆

 友人・知人の近著をご紹介します。

1.青木匡光著「人間接着力」教育評論社刊
 人間接着剤で有名な青木匡光さんの、ずばり「人間接着力」という近著。
 特に、団魂の世代の方々に向けたもので、これからは、人間力をつけることが大事。
 新友(新しい友)をつくって、これからの人生を充実させようと
 実例を挙げて説かれている。

2.小野裕子著「夢をかなえるファイリング」法研刊
 小野裕子さんは、ファイリングのスペシャリスト。
 ファイリングコンサルタントとは、耳慣れない職業と思われる方が多いと思います。
 本来は、オフィスの書類の整理・整頓を効率的にするということですが、
 これを人生の様々なシーンで考えているのが面白い。
 あなたも、何かの節目にファイリングを実行されては・・・・。

3.伊藤淳子著「老子」PHP研究所刊
 「老子」が注目されているという。
 孔子や孟子、老子というと、何やら難しげな感じで敬遠されがち。
 でも、この本は口語訳で、しかも、とても解りやすい。
 けたたましい世の中で、ゆったりと生きることの意味を考えさせられます。


■■うまいものとの出会い Vol.28

 4月初めの一日、世の人々は満開の桜を見逃すまいと花見に走る。
花見も良いが、うまいもの探究人の私としては、3月末解禁の桜えびを求めて、
静岡県の由比町に行ってみることにしよう。

 由比町は日本一の桜えびの町、
慶安の変で有名な由比正雪の生家があることでも知られている。
かつては、江戸時代に設けられた東海道の53宿のうち、
16番目の宿場として賑わっていたようだ。

 思いついたら、矢も楯もたまらず東海道新幹線に飛び乗っていた。
三島で在来線に乗り換え、電車が由比駅に近づくと、
線路の直ぐ傍に漁港が見えてくる。
駅を降りると、途端に潮の香りに包まれる。

 まずは腹ごしらえと、駅から東へ向って、「由比桜えび館」へ。
ここの入口にある、桜えび茶屋で「桜えび茶屋定食」を注文する。
お馴染みの桜えびのかき揚げが2枚ついて、
桜えびの生をわさび醤油でいただくもの、桜えびの佃煮、たたきごぼう、
桜えびごはん、香の物などがつく。その上、蕎麦かうどんが選べるという充実ぶり。
特に、ここのかき揚げは、想像以上に美味であった。
生の桜えびを三つ葉と共に、かき揚げにしてあるのだが
衣が薄くて上手にカラッと揚がっている。
そして、待望の生桜えびも、まさに美しい桜色で甘味がこく、
とろーり、つるっと喉に入ってくる。
この海老は、第二触覚が長いのが特徴で、
時に、それが上あごを刺してこそばゆいものだ。
ところが、今回食べた生桜えびは、それすらも気にならない。
 桜えびを満喫して、由比宿へ。
由比本陣公園で一休みして、江戸の面影を残す東海道の街並みを散策しながら、
由比漁港へ辿り着く。

 3月の中旬に静岡を訪れた際、在静の方のご紹介で
同志社大学の古代学の辰巳教授にお目にかかった。
その折、静岡のうまいものから、桜えびに話が及んだ時、
「あの桜えびの色は、死後硬直によるものなんですよ」という、
言葉がショッキングで、実に印象的だった。
あれは、他の甲殻類と同様、茹でたり、焼いたりすることによって、
色付くものだとばっかり思っていたからだ。
このことを詳しく地元の漁師さんに聞きたいというのが、
由比へ来た目的だ。

 桜えびは、駿河湾でしか獲れない「海の宝石」といわれる珍品である。
体長は、4〜5cmのプランクトン性の動物で、
漁獲対象とされているのは、日本の桜えびだけ。
生きている時は、透明で体表に赤色素胞が散在している。
161個の発光器を持ち、死後、不透明な桜色になり、
桜の花の咲く頃、桜の花に似ていることから、「桜えび」と呼ばれるようになった。

 由比漁港には、漁業協同組合の直売所があり、
そこで、生の桜えびと釜揚げ桜えびを買い求めた。
ついでに、桜えびのことを聞こうと思ったのだが、
解禁日早々の土曜日とあって、店が忙しく、とても話を聞く雰囲気ではなかった。
仕方なく、少し離れた所にある桜えびのかき揚げ丼を食べさせる、
これも、漁協の運営するテント張りの店へ向った。
女性たちは、かき揚げを揚げるのに、大わらわ。
たまたま手の空いている男性を見つけたので、これ幸いと声を掛けた。
その方は、「私はあんまり詳しくないので・・・。」と
傍にいた別の男性を紹介して下さった。
その方が、由比の漁協の組合長 望月さんだった。
如何にも、ベテランの漁師さんらしい風貌を持つ望月さんは、
唐突な私の質問にも快く答えて下さった。
 「死後硬直って、何時頃から始まるの?」という私の問いに、
「桜えびは小さく弱い魚なので、水揚げされた時、
他のえびの下敷きになって死んでしまう時もある、
又、次の日の朝位まで生きていることもある。
個体差があって、一概に何時間位たつと死後硬直≠ェ
始まるとは云えない」という。
 
 狩野川、富士川、安倍川、大井川などの大きな川が流れ込んで、
餌となるプランクトンが豊富にあり、海底が急に深くなっている駿河湾は、
桜えびにとって絶好の生息地なのだ。
 桜えびは、光を嫌うので日中は海底深く生息し、
暗くなると、海面近くに浮き上がってくるのだそうだ。
そこをすかさず、網をかけて獲ってしまう。

 今は、乱獲を防ぐため、春と秋の二シーズンしか、漁獲されていない。
由比の桜えび漁に携わる業者の方々は、資源の保護と育成を図るため、
漁期を限定したり、総水揚げ量を共同配分するなどを実行されている。
大切な資源と共生する由比の人々に「あっぱれ!」

 それにしても、この小さな愛らしい桜えびまで、
貪欲に食べてしまう人間の罪深さに
私達は、何か贖罪の行為をしているのだろうか。

 
 平成18年 卯月  鈴木延枝 記




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