うまいものJAPAN UMAIMONO JAPAN
大切に食べてほしいからこそ本当においしい「うまいもの」。
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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////

   「うまいもの便り」 2005年11月

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 秋の山々を彩る日本の紅葉は、錦綾なす如く鮮やかに目に映ります。
夜の冷え込みが厳しく、日中の寒暖の差が大きい程、
紅葉の美しさが増すといわれています。又、適度な雨も必要とか・・・。
今年はどうやら、この条件をそっくり満たしているような気がいたします。

皆様の地方では、今年の紅葉はどのような色を見せてくれているのでしょうか。
 
   うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝


■■11月のニューフェイス
■秋田・大館 樹海の杜本舗
 寒くなってきた季節に暖かいお鍋のセットを。
秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」。秋田で育った比内地鶏と
秋田こまちを使って作ったきりたんぽ。そして、土地の野菜・・・。
是非、一度召し上がってみて下さい。

*この店舗は近日オープン予定です。

■京都・北尾商事
 そろそろお歳暮・お正月の用意も考える時季となってきました。
お正月には欠かせないちょっと贅沢な瓶詰めの黒豆、
利休栗の甘露煮など、新たに加わりました。
是非、お試し下さい。

●京・丹波ぶどう黒豆(小ビン) 
 160g 1,365円(送料別)

●京・極軟ふくませ煮利休栗甘露煮(小ビン)
 135g 1,050円(送料込)

http://www.umaimono-japan.com/kitao/u-kitao-top.html

■信州・長門牧場
 先月、新店舗としてご紹介いたしました「長門牧場」から、
ご贈答にピッタリのセット商品をご紹介いたします。

●ナチュラルチーズセットA 3,120円(送料別)
 ゴーダチーズ、チェダーチーズ、モツァレラチーズ
 クリームチーズ 各150g 1個ずつ 

●ナチュラルチーズセットB 4,485円(送料別)
 ゴーダチーズ、チェダーチーズ、モツァレラチーズ、
 クリームチーズ、ブラックペッパーゴーダチーズ 各150g 1個ずつ、
 味噌チーズ 100g 1個


http://www.umaimono-japan.com/nagato/u-nagato-top.html

■宮古・山口商店
 三陸海岸の海の幸をお届けする「山口商店」。
ご飯にもお酒にも合う商品、「焼きうに」、「鮭ざんまいセット」を。
添加物を一切使用していない「海の幸」を召し上がってみて下さい。

●焼きうに 1個 1,890円(送料別)

●鮭ざんまいセット 3,465円(送料別)
 紅鮭さけ茶漬 140g
 いくら醤油漬 180g
 紅葉漬    180g(鮭の身と生はらこを独自の調味料で漬込んだ商品)

http://www.umaimono-japan.com/yamaguchi/u-yamaguchi-top.html

■小樽・イチヤマキ商店
 寒くなってきました。そろそろ美味しいカニが恋しい季節では・・・。
北海道・小樽から、「浜ゆで 本タラバ」、「浜ゆで 毛蟹」など、
たくさんの冬の旬の味をお楽しみ下さい。

●浜ゆで 本タラバ 約1.3Kg 7,000円(送料別)

●浜ゆで 毛蟹   約400g 3尾 7,000円(送料別)

http://www.umaimono-japan.com/ichiyamaki/u-ichiyamaki-top.html

■小田原・鈴廣かまぼこ
 老舗蒲鉾店、鈴廣から、ちょっと早い「迎春セット」のご紹介です。
色々な商品が集まっているこのセットなら、年末・お正月用としても
充分にご活用いただけると存じます。

●迎春おすすめAセット 11,970円(送料込)
 特上蒲鉾紅白2本包、伊達巻ハーフ、昆布巻、栗きんとん、ぶどう黒豆、
 海山のおーどぶる(あなご・ごぼう、えび枝豆、いかバジル、ほたてコーン)、
 紅梅白梅椀種セット、なると巻大

●迎春おすすめBセット 9,975円(送料込)
 謹上蒲鉾紅白2本包、伊達巻ハーフ、昆布巻、栗きんとん、ぶどう黒豆、
 海山のおーどぶる(あなご・ごぼう、えび枝豆、ほたてコーン)、紅梅白梅椀種セット

*上記商品は、受付を12月21日まで、
 お届けは、12月27日、又は12月28日何れかのみとなりますので、
 ご注文の際には、必ずお届け日のご指定をお願いいたします。

http://www.umaimono-japan.com/suzuhiro/u-suzuhiro-top.html


◆◇◆  お知らせ  ◆◇◆

 今回、日頃からお世話になっております、お客様を対象に、
30袋限定にて「糖減美茶(ティーバッグ)」を
通常より3割引きにて、販売させていただきます。
限定個数になり次第、受付は終了させていただきます。

●糖減美茶(ティーバッグ)8g×18P 1,050円→735円(送料別)

お申し込みは、メール・電話・FAXにてお願いいたします。

*メール・FAXでのお申し込みの場合には
 ご住所、お名前、お電話番号(あればFAX番号)、商品個数、
 お届け指定日時(特にご希望がある場合)を明記下さい。
 商品は数に限りがございますので、先着順にてお送りし、
 限定個数になり次第、受付を終了いたします。
 ご了承の程、お願いいたします。

◎5個以上お買い上げの場合には、
 送料無料(沖縄・離島除く)とさせていただきます。



◆◆  ♪♪♪  あっとランダムコーナー Vol.13  ♪♪♪  ◆◆

○卵かけご飯
 
 「卵ごはんの唄」というのが流行っている。
生卵をかけた卵かけご飯は、実にシンプルで美味しいが、
新鮮で安心な生卵の入手に自信が無く、
ここのところ、しばらく遠ざかっていた。
 しかし、先日、大館から大事に持って帰った
比内地鶏の「卵かけご飯」の美味しかったこと。
もっとも比内地鶏の卵は、烏骨鶏の次に高価なのだが―。

○文化の日

 11月3日は文化の日。
「文化」という文字は、英語のカルチャーの訳語で、
比較的新しい言葉のようだ。
「文化」の意味のカルチャーは、「自然」を意味するネイチャーに加えて、
生み出したものを指していた。
近頃では、衣・食・住の全てに文化がつくようになった。
その上、デジタル文化、携帯文化、テレビ文化など、多種多様である。

 ところで、「食文化」という言葉は、いつ頃から使われだしたのであろうか・・・。


■■うまいものとの出会い Vol.23

 10月中旬、錦秋の紅葉とうまいものを求めて羽田を飛び立ち、大館能代空港に着いた。
2時間半の延着のため、夕方には大館市内に入れる予定が8時近くに。
空港の外は、真っ暗闇、おまけに雨はザンザン降りである。
今回の旅が、闇に包まれたものであるかのような悪い予感がしてきた。

 翌朝は、まだ雨の中であった。
この時期、秋田は奥入瀬や十和田湖などの紅葉の名所が賑わう筈である。 
訪れた大館市の近くには八幡平があり、その西に位置する大沼は、
四段重ねの紅葉で有名だ。勿論、山々を彩る紅葉も美しいが、
水鏡に写る水辺の紅葉は、己が姿に見惚れているかのようだと云われている。
 その姿を是非見たい。しかし、今年の秋の訪れは遅く、
その麗姿を見ることは、想像の域に留めなければならなかった。
無念の想いを抱きつつ、ホテルのロビーで
きりたんぽ鍋の「樹海の杜」本舗の方のお迎えを待った。

 因みに「きりたんぽ」は北東北全般で食べられている家庭料理だが、
ここ大館市は、きりたんぽ発祥の地と云われている。
そして、東京・渋谷の名物「忠犬ハチ公」の故郷でもある。
「樹海の杜」の岩澤さんは、営業のチーフで若々しく人懐っこい笑顔が印象的な方だ。
彼の車で、まずはきりたんぽ鍋の要である比内地鶏の養鶏場へ案内していただく。
車は大館市内から「比内鶏の里」、比内町へ。

 養鶏場の周りには人家も無く、
山間の静かな広々とした土地で比内地鶏は育てられている。
昼間は外でのびのびと運動させ、夜間は鶏舎でゆっくりと休ませる。
1ヶ月程度で食用にされるブロイラーなどと違って、
160〜180日間をかけて、大事に丁寧に飼育されている。
餌もできるだけ上質なものを与え、時々はモーツァルトなどの音楽を聴かせてもいる。
私が伺った折も、養鶏場にはスピーカーから大きな音が流れていた。
これもこの環境だからこそできること。人家が隣接しているような場所だったら、
忽ち、苦情の嵐が捲き起こることだろう。

 今回分かったことなのだが、比内地鶏は三段階で分業されている。
一つは、雛から成鳥までの養鶏場、次は、鶏をさばいて調理用にする処理場、
そして、卵を孵化する孵化場。
こうして、処理されたものがきりたんぽ鍋の材料として、生肉とスープ用、
又は、焼き鳥などに加工されていく。
ごく一部の小規模業者では、鍋の材料にするまでを
一貫してやっている所もあるようだが・・・。

 帰途は、「樹海の杜」の第二工場に向う。
初めてこの店舗名を見た時、きりたんぽの素朴なイメージからすると、
小説の題名の様な、至極文学的なネーミングだと感じた。
しかし、その謎は解けた。
大館から十和田湖に抜ける深い緑に包まれた道路を「樹海ライン」というのだ。
一面に広がる樹海が望めるこの辺りは、まさに「樹海の杜」なのだ。

 途中、小坂町という明治時代に鉱山で栄えた町を通った。
あ―、何というラッキーなことだ。
この町に、私が予てから恋い焦がれていた「康楽館」があったのだ。
康楽館は、明治43年に建てられた日本最古の木造芝居小屋。
全国でも珍しい和洋折衷の建造物で、国の重要文化財に指定されている。
古い物好き、芝居好きの私としては、外せないところで、いつかは訪れたいと思っていた。
ずっとチャンスを窺っていたのだが、ここは普通では中々行きにくい場所にある。
団体客が多いことで分かったのだが、十和田湖や盛岡方面へ行くツアーには、
よく組み込まれているようだ。

 無理を云って岩澤さんに待っていただき、中を見学した。
平常は年間、大衆演劇を常設公演し、年に1回、7月には本格的な歌舞伎の上演もある。
立ち見で20分程、浅草の大衆演劇一座の歌あり太鼓ありの芝居を見、
後で、舞台裏を案内された。花道やすっぽんなども、当時としては立派なものだ。
特に回り舞台は、ろくろ仕掛けで4人掛かりの人力で廻す本格的なもので、
まだ、些かも損傷しているようには見えなかった。
この全く予期せぬ出来事は、至福と感動を胸一杯に残すことになった。

 夜、「樹海の杜」の山本社長と岩澤さんと
市内の行きつけの割烹で卓を囲むことになった。
その席で、社長が料理を選んで下さったのが「比内地鶏の焼き鳥」、
「はたはたの味噌田楽」、「とんぶりの和え物」などなど。
どれも美味しかったが、特にお薦めの「比内地鶏のつくね団子鍋」は格別だった。
地鶏を荒く叩いて団子にしたものと、セリや豆腐、ネギなどを加えた鍋で、
酢醤油でさっぱりいただく。
このつくね団子のつなぎが、山芋を使ったもので、ふわっとしていながら
比内地鶏のしっかりとした食感が残る絶妙なコンビネーションであった。
女将さんに、「何か山芋の他につなぎとして、使っているのですか?」と
聞いてみたが、余り、はっきりした答えは返ってこなかった。
多分、企業秘密なのだろう。

 そういえば、比内地鶏保存会の長老も、
「一口に比内地鶏と云っても、養鶏場によって味の違いはある。
一つは、美味しい餌を食べさせているかにもよる。」と、
「美味しい餌ってどんなもの・・・?」という私の問いには、
やはり「それは企業秘密。」

 私も時々、人に聞かれる。
「鈴木さんは、どうやってうまいもの≠フ情報を集めるの?」と、
そこで、私も答える「それは企業秘密」と。


 平成17年 霜月 鈴木延枝 記

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