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うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////
「うまいもの便り」 2004年11月
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重苦しい出来事が多かった10月でした。度重なる台風、
中越地方を襲った大地震、そしてイラクの人質惨殺事件・・・。
なんとも心が痛みます。
大した被害のなかった東京に住む私たちは、
安穏な日々を過ごせることを感謝しなければと思います。
中越の被災者の方々が、一日も早く元気を取り戻し、
元の生活に復帰できることを祈るばかりです。
今月は、「うまいものJAPAN」を開設して1周年になります。
本当に皆さまのお蔭で、無事、運営を続けられました。
心から感謝いたします。
これからも、どうぞ、よろしくご支援をお願い申し上げます。
うまいものJAPAN うまいもの探究人 鈴木延枝
■■11月のニューフェイス
■昭和製麺「寒中挽抜蕎麦」
山形・天童市の織田藩が幕府将軍家に献上したのが「寒中挽抜蕎麦」。
昭和製麺はその伝統を受け継ぎ、厳選した素材と清涼な環境が作り出す、
独特な風味を持っています。
そうめんの細さで作ったそば「そばそうめん」や、「麦切り」という、うどんもお薦めです。
「寒中挽抜蕎麦」は予約のみ(1月ご案内)です。
●「寒中挽抜蕎麦」 1袋 100g×3束 788円(税込)
*3袋入り、6袋入りなどもございます。
●「そばそうめん」 1袋 150g×3束 473円(税込)
*10袋入りもございます。
●「麦切り」 1袋 270g 294円(税込)
*10袋入り、20袋入りなどもございます。
●「挽きたてそば」 1袋 270g 368円(税込)
http://www.umaimono-japan.com/showa/u-showa-top.html
■出羽のしんけん工房
「シンケン(Schinken)」はドイツ語でハムのこと。
山形・鶴岡市のしんけん工房は地元産の天然素材を厳選し、
「安心・安全な本物の味」を追求し、「真剣」に、
真心を込めて作り上げています。
●スライスハム・ソーセージ詰合せ 3675円(税込)
ロースハムスライス 90g
ベーコンスライス 100g
ロース生ハムスライス 100g
ウインナーソーセージ 160g
ポーリッシュソーセージ 160g
チョリソー(ピリ辛) 160g
各1袋ずつ
*その他にも、セット商品、単品でのお買い上げも可能です。
■有村屋のさつま揚げ
鹿児島といえば、やはりさつま揚げでしょう。
鹿児島の中でも、有村屋のさつま揚げは別格。
素材も味もいい上に、保存料を使っていない本格派です。
上質の菜種油の香りもよく、色々な具材入りを、楽しむことができます。
*11月中旬オープン予定。
■長崎・蘇州林
長崎の中華街にある蘇州林は、地元の人々に愛される中華料理店です。
長崎でしか味わえなかった、ちゃんぽん、皿うどん、角煮まんを、
そのままの味でお贈りします。
極細麺の皿うどん、無添加、手作りにこだわる角煮まんなど、長崎の味をご堪能下さい。
■果実酢の阿波酢造
徳島の豊かな自然が育んだ天然果汁100%の生酢。
すだち、ゆず、ゆこうなどのぽん酢や、蜂蜜をブレンドした健康飲料など、
緑豊かな山間に暮らす人々の優しい心が、しみじみと体に伝わってきます。
豊富な商品のラインナップの中から、お好きなものをお選びいただけます。
★★ 塩・にがり、黒豆茶、糖減美茶などのサンプルも、引き続きご用意しております。
★「うまいものJAPAN」宛にメールなどでお申込ください。
◆◆ ♪♪♪ あっとランダムコーナー Vol.2 ♪♪♪ ◆◆
** その1 **
「中越地震」被災者の方々へご協力を!
一人100円で参加できる「ドラえもん募金」というTV朝日系の募金運動があります。
「ドラえもん募金」TEL:0990-53-5000
ほんの少しの暖かい心が、大きな力になります。
電話をかけるだけなので、どうぞご協力下さい。
** その2 **
ペット愛好家の方へ。
熊本でペット用のサプリメントを開発した方がいます。
元々は、競走馬用のサプリメントを研究していたのですが、この度、犬猫用も製品化されました。
BAS(バアス)と云って、Beautiful Animal Supplementの略です。
ヒアルロン酸、コラーゲン、グルコミンサン、カルシウム、ビフィズス菌などが含まれていて、
特にヒアルロン酸の効果が特長だそうです。
あなたのペットが、健康で毛艶つやつやの、美犬、美猫になるかも。
★近日発売予定
■■うまいものとの出会い Vol.11
柚子やすだちは冬には欠かせない柑橘類だ。
今回は、これらを使ったおいしい果実酢製品を求めて、阿波の国・徳島へ旅することにした。
まずは、徳島藩の財源でもあった阿波藍の生産地である
吉野川の流域・藍住町へ。これは私の想像なのだが、
藍商たちが住む町というのが、町名の由来なのではないかと思う。
この藍住町の豪商が奥村家である。
文化5年、1808年に建築されたこの家は、今、藍住町歴史館「藍の館」として残されている。
恥ずかしい話、私は藍染めのもとになる植物、藍(たで)を見たことがなかった。
屋敷の中庭に植えられているそれを見て、可憐な花をつけている緑色の葉が
あの藍色になる神秘に、私の好奇心は激しく揺さぶられた。
葉藍を寝床と呼ばれる作業場で保存し、水をかけながら発酵と攪拌を繰り返す。
そして約80日、気の遠くなる手間をかけて藍染めのもとになる、すくもや藍玉に仕上げる。
葉藍が藍色になる秘密は、発酵の力によるものだった。
「発酵 = 食品」というイメージが強いのだが、発酵とは、本当に奥深いものだと感動した。
そして、ここの展示館にある藍染めの作品が又、素晴らしい。
あの広重の版画に描かれた波の色も、実はこの藍色だったのだ。
この時、鳴門の海の碧さと、藍染めの藍の色と、広重ブルーが、私の中で、一直線になった。
これは、紛れもない日本の色なのだ。
西欧人が広重の版画に憧れるのは、このブルーの力が大きかったに違いない。
更に、吉野川添いに西に上ると、卯建(うだつ)の町並みとして知られる脇町がある。
晩秋の雨に濡れた町並みは、殊更、しっとりと落着いた風情を見せ、
泣きたいくらい静かだった。
この日、人通りの少ないこの町は時代劇のセットのよう。
「ヨーイ、スタート」のカチンコが鳴った途端に、往き交う人々や、
賑わう江戸の商家のざわめきが聞こえてきそうだ。
ここに登場する私は、スニーカーにスポーツジャケットという
いささか不似合いないでたちである。
せめて、インディゴブルー(藍色)の上下でも着てくればよかったと、
悔やまれること、しきりであった。
うだつは、一種の防火壁であり、家の装飾の一つでもある。
当時は、うだつを上げることが成功の証しで、いつまでも出世しない人間を
「うだつがあがらない」というようになった訳だ。
現代のうだつは、一体何なのだろうか。
ともあれ、私は、さしずめ「うだつのあがらない女」なのだろう。
徳島の旅では、奥村家の人々や「鳴門わかめ」の丁井さん、
「阿波の果実酢」の吉野さん、「鳴門金時」の木内さんなど
数多くの人と、「うまいもの」に出会うことができた。
触れ合った人々の優しい気配りと心のこもったもてなし。
「藍の国」は「愛の国」でもあった。
平成16年 霜月 鈴木延枝 記 |
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