うまいものJAPAN UMAIMONO JAPAN
大切に食べてほしいからこそ本当においしい「うまいもの」。
トップへ戻る


うまいものJAPAN ///////////////////////////////////////////

   「うまいもの便り」 2004年3月

//////////////////////////////////////////////////////////

そろそろ、南の島からは花の便りが聞かれます。
2月号で、河津桜のことを書きましたが、神奈川県の松田町でも、
今、河津桜(早咲きの彼岸桜)が真っ盛りです。

私の故郷は、神奈川県の小田原市です。
ここに、素晴らしい枝垂れ桜があります。
小田原駅から、小田急で箱根方向に三つ目の「入生田」(イリュウダ)という駅で降り、
そこから、徒歩で20分余りのところに、長興山・紹太寺というお寺があります。
ここに、たった一本の樹齢三百年余りの枝垂れ桜があります。
この桜は、小田原城主だった稲葉正則が、
母親、春日局のために植えたものと言われています。
この一本の桜のために私は、年に二回程、この山に登ります。
気紛れなこの桜は、仲々見頃に出会わせてくれないのです。
近くにいる私ですら、本当にいいタイミングに会えるのは、四年に一度位。
だから、仲々会えない恋人を求める如く、何度も足を運んでしまうのです。

桜の名所は、弘前城、京都円山公園、吉野山・・・といろいろあるけれど、
私は枝垂れ桜が好き。
それも群桜よりも、孤桜、古桜、老桜がいい。
ひとり立ち、しなやかに、ひたむきに生きる姿が美しいと思う。
数々の名木の中で、私がこの桜が好きなのは、姿・形が美しいから。
「祈るが如く咲く」と言ったらいいのでしょうか。
是非一度、会いに来ていただければと思っております。
因みに、この桜の見頃はとても難しいので、もし、ご覧になりたい方は3月20日頃に、
私か、小田原市の観光課にお問い合わせ下さい。

染井吉野よりは大体、一週間位早く咲きます。

   うまいものJAPAN 運営本部長 鈴木延枝


■■3月のニューフェイス
■信州・松川村の黒豆
松川村黒豆生産加工組合は、信州北安曇郡、北アルプスの麓にある小さな村にあります。
この清涼な空気と土と水、そして、この組合の人々の情熱と工夫から生まれたのが、
黒豆です。

今、健康食、長寿食の代表といわれる黒豆をお茶やお菓子などに加工し、
商品化した待望の「いやし系食品」の登場です。

黒豆茶 700円(300g入)
あられ入り健康豆 430円など
URL:http://www.umaimono-japan.com/matsukawa/u-matsukawa-top.html


■■美白と血糖値が気になる方へ
■健康茶房の水出し番茶・糖減美茶
そろそろ冷たいお茶が欲しくなります。
美味しくて、積極的に体に良いお茶を探していました。

糖減美茶はお茶の本場、宇治の和束産です。
美白のためのビタミンC、血糖値を下げる効果があるポリサッカロイドを
抽出するために、水で出す必要があります。
簡単な上に、美味しく、色の美しいお茶です。
是非、お試しください。


URL:http://www.umaimono-japan.com/togenbicha/u-togenbicha-top.html

※サンプル進呈
「うまいものJAPAN」宛にメールなどでお申込ください。


■■うまいものとの出会い Vol.3
 二月初旬、信州は雪の中だった。
JR松本駅を降りると、鼻腔をすり抜ける空気は冷たく、ほどよい緊張感を与えてくれる。
東京とは空の色が違う。

晴れているが、山に近いところだけ雲があって、稜線をぼかしている。
松本から、大糸線信濃大町行きで、約20分、信濃松川に着く。
駅では、眼鏡の下に穏やかな表情をのぞかせた、
松川村黒豆生産加工組合の長崎組合長さんが迎えに来てくれていた。
着いたところは、組合長さんの自宅兼事務所。
家の前は黒豆畑、方形の部屋が田の字型につらなる懐かしい日本の原風景。
玄関から茶の間を通って、白い障子がまぶしい大きな客間に通される。
こたつに入って、差し向かいの商談は生まれて始めての経験だ。
三時間程のお話の中で、減反政策でお米に変わる農産物を模索して五年余り、
理想的な黒豆作りに到達するまでの、ご苦労と熱意に感動する。

黒豆と言えば「丹波の黒豆」が有名ブランド。
しかし、松川村の黒豆(玉大黒)も決して負けていない。
ぷっくりと太っていて、柔らかく、甘みも上々。
その上、お値段は半額程度。
これを「うまいものJAPAN」が取り上げない訳にはいかない。
特に私は、ここの加工品が気に入っている。

例えば、黒豆茶 ― 他社の黒豆茶は黒豆のみ。松川村の黒豆茶は、
土地の玄米と緑茶がブレンドされていて、とても飲みやすく食事中のお茶としても好適だ。

私の一番のお気に入りは、黒豆きな粉で作ったお菓子「ねじり」。
よく似たようなものは、仙台駄菓子とか、川越の昔菓子などにある。
しかし、これらは麦こがしや大豆きな粉を使ったもので、黒豆が原料ではない。
この「ねじり」は本当に素朴で、ほのぼのとした懐かしい味なのだ。

何回か、お茶を入れ替えていただいているうちに、外は暗くなり、帰路に着く。
積極的な行動力と先見力をお持ちの長崎さん。
後で73才と聞き、その若々しい肌色にびっくり。
まさしく、黒豆パワーのお手本みたいだ。
長い時間お付き合い下さった長崎さん、
あなたの眼差しは、おこたの温もりよりも暖かかった。

今年の秋は、絶対、松川村の黒豆の枝豆を食べたい。


   平成16年 弥生   鈴木延枝 記

COPYRIGHT(C) 2003 UMAIMONO JAPAN ALL RIGHTS RESERVED